鼻笛 nose whistle
初めて鼻笛に出会ったのはシアトル近郊の島。
音楽の先生の友人の車のダッシュボードに何気なく置かれていた中国製の赤いプラスチックの簡単な教材のようなものだった。
南米はエクアドルから北米カナダへ北上する1992年夏の長い旅の途中にたまたま出会ったそのお土産。
帰国し、オカリナより手軽そうだと陶器で作り始め、佐渡のアースセレブレーションやアート縁日などで売り、皆さんに大ウケで面白がって頂いた。
鼻笛学会や論文を書かれる方も現れ、モスリンさんという卓越した鼻笛奏者が生まれ、愛好家の間では、元祖陶器鼻笛作家・鼻笛の聖地などと、あれから大勢の方が紹介して下さっている。